マダツボミのいえき

まだ咲いてないのかい?

【第一回しりトリプル大会】ムクホークレセリアマルルガルーラグラージュカイン【スリーパー先生】



うあああああああああああああああああああああああああ

スリーパースリーパースリーパースリーパースリーパースリーパー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すみません取り乱しました。

 

以下の大会に参加しました。

 

eris-triple.hatenablog.com

ざっくりルール

・レート準拠トリプルバトル
ポケモンの名前6体でしりとりするパーティ(最初はだれでもOK)
・濁点「〃」半濁点「゜」は変更可 アーケオルズキン はOK
・のばし棒と小さい「ィ」とかは一文字前 ファイアローズレイド

 

もちろんピッピ6体はダメ


・・・最初に思いついた構築だったのに ガーン

 

ざっくり追加ルール

ダークホール禁止

・パーティに「ガルーラ」を入れた場合のみ、最後の一匹の終わりは「」で固定する。

・以下の並びの連続での使用を禁止

  1. ニンフィア ⇒ アマルルガ ⇒ ガルーラ (3連続はダメ2連はOK)
  2. ガルーラ  ⇒ ランドロス
  3. ギルガルド ⇒ ドーブル
  4. ランドロス ⇒ スイクン

間に他のポケモンを挟んだらOK

このルール、特定の「強すぎる」ポケモンに偏らないようによくできていた。
例えば雨パの「ニョロトノ」を使おうとすると

ゴローャ ⇒ ョロト ⇒ クタス
というようなトリプルであまり使えな、、、

 

あまり活躍しな、、、

 

新たな活躍を期待されているポケモンを挟むことになる。


今回、この大会では1勝3敗 10/12位という
これまでに出たトリプルの大会では一番悪い結果となってしまった。
それは全ての相手のパーティにいたあるポケモンが原因である。


そのポケモンとは?

 

 

 

 

 

ス、

 

 

 

 

 

 

 

スリ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うあああああああああああああああああああああああああ

スリーパースリーパー
スリーパースリーパー
スリーパースリーパー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから先はトラウマを克服したため、また敬意を表して、スリーパー先生などと呼ぶことにします。
スリーパー師匠が使用率1位(7/12人)だったそうです。
なぜここまでスリーパー団長がいらっしゃったのか

まずはスリーパー社長の人脈のうち比較的使えそうな しりとりメンバーを見てみよう、独断で特に優れた人材は太字で表示する。

「ス」で終わるポケモン
ウルガモスガブリアスカメックスギャラドストゲキッス
ドリュウズトルネロスニャオニクスバンギラスボルトロス
ミロカロスメタグロスラティアスランクルスランドロス

「ハ」で始まるポケモン
バイバニラバクーダバシャーモハッサムバッフロン
パラセクトハリテヤマバンギラス

「ハ」もかなり優秀だが「ス」が豊富すぎる。
というかバンギラスは頭と尻どっちでも繋がる。
そして特にバンギラスドリュウズに一体で繋げられる点は強力だ。

この「ス」で終わるポケモンのリソースの多さから「ス」から始まるポケモンの需要が高いことが分かる。
他の「ス」から始まるライバルは

・ストライク、スカタンク
「ク」⇒クチートクレッフィ 若干相性補完が悪い

・スターミー
「ミ」⇒ミロカロス タイプ被り、ミミロップ  構築のパワーが落ちる
と思っていたがミミロップとスターミーとミロカロスを使用してうまくメタを貼った構築はビビった

スイクンズルズキン
「ン」で終わる 強い、若干自由度が低いがそれなりに使われていた

 

スリーパー監督は相対的に「ス」の中では使いがってがいいのである。


今回のような制限型のルールは有名なギミックは必須ポケモンが歯抜けになりやすく(例えばエルフーンは実質使用不可)、ギミック寄りの構築は繋ぎ用のポケモンに足を引っ張られがちになる←ここテストで出ます
そして、強いポケモンを6体繋げることは不可能であり、相対的に弱いポケモンを挟まないと繋げられない。つまり構築内で何らかの弱体化要素を負担する必要がある。
この構築にかかる負担の「数」「役割」が構築の強弱に関わると考えられる。

「数」とは要するにメジャーリーガー8人と小学生が1人混じっているチームとメジャーリーガー7人と中学生が2人混じっているチーム、どちらが強いかということ。バッターボックスで打てる選手の比率が高い前者の方が恐らく強いだろう。
半端に強いポケモン2体よりも弱いポケモン1体だけの方が、試合全体の手数に対して強力な行動をした比率が上がりやすいのである。スリーパー理事長は上下につながるポケモン自体も他の強めのポケモンに繋げやすく、弱い要素1体で構築の総合力を高く保ちやすかった。

「役割」とは構築の火力を下げない役割に弱体化を任せること。つまりサポーターに負荷を寄せる方が火力が維持できる分、構築の総合力は高くなるのでは?という予想。
恐れながらスリーパー侯爵は同じような立場のムシャーナサマヨールランクルスなどにはお力が及びませんが、狙われにくさもあり、最低限のお役目を果たされると思われます。

 

スリーパー提督の素晴らしい点をまとめると

①リソースの多い「ス」かつ、比較的優秀な「ハ」に繋がる

②構築負荷を1体挟むだけで他の5匹を強力な並びにできる

③戦力ダウンの負荷をサポーターが担うことで構築の火力を確保できる

こりゃ最高の潤滑油だ、みんな使うよなぁ

 

 

 

構築

ではスリーパー指令の前置きが長かったが、自分のパーティがこちら

構築の経緯
使用できるポケモンが制限されることから必須要素から確保したいと思い、猫枠とメガ枠を埋められるガルーラからスタート。

「ラ」はラティアスライコウライチュウなどがいるが、ワイガ枠を確保できるラグラージを選択。

なぜか御三家だけでしりトリプルできないかを元々は考えており、メモ帳に御三家がいっぱい書いてあったためジャローダダイケンキにしようとしたが、ガルーラ使用の為「」で終わらせる必要があり、良いつなぎ方が思いつかなった為、「ジュカイ」で締めることにした。
ここで
「合体技使ったことないし使ってみてぇ~
環境に多そうな砂パには湿原も刺さりそうだしやってみっか~」

という気持ちがあったがこれが間違い

次にガルーラの上に繋がる「ガ」で終わるポケモンのうち「アマルルガ」が更に「クレセリア」に繋がるので採用。

最後に威嚇枠を確保するために「ムクホーク」が入って来た。

ギミックがルールに引っ張られた結果、構築に御三家でありながらリトルリーグ級のジュカインがいる。弱くはないが一線級とは言えないムクホークアマルルガが並び、構築の総合力が低くなってしまった。

基本コンセプトはガルーラの猫だましで相手の猫だましを止めて、相手の猫だまし枠にジュカインラグラージで「くさのちかい」+「みずのちかい」で湿原をぶち込み、ガルーラとアマルルガで制圧するという流れである。

 


そしてこのコンセプトが大会の環境に非常に刺さっていなかった。
そう、何故か全てのパーティに精神力で猫だましが効かず初手からトリルを張ってくるスリーパー長官がいらっしゃったのである。

そしてスリーパー大明神が全ての負けに関わっていた

 

個別解説

NNは全てを終わらせる力を得るために、頭文字同じで「ん」で終わる言葉にした。


NN: むねキュン

攻撃種族値120からの鉢巻ブレイブバードファイアローのブレバに慣れた者に衝撃を与えた。特性すてみと悩んだが鉢巻で火力は十分だった。
もっと先発から投げて命を懸けてかかっていったり、対角にいてもスリーパー大臣を狙う動きができれば良かったかもしれない。


NN: クロワッサン

リザードンニンフィアの出現率が低いと思われたので図太い。ガルーラやアマルルガの引き先として優秀。相手の湿原へのトリル返しをトリル返したかったが、

①湿原展開 相手トリル⇒②クレセリアに交換⇒③クレセトリル

なんてしたところでせっかく展開した湿原があと1ターンしかなく、対策にならなかった。湿原関係なしに、スリーパー将軍と対面するとお互いにトリルするしないじゃんけんを始める。そして終盤に放置されて最後はクレセリア討伐レイドになりがち。


NN: アmazoン

キリキザン+1不意打ち+珠ダメ耐え
珠大地の力でH252ギルガルドに53-62% 無振りドリュウズが68.8%で乱一

珠ハイボはプレートニンフィアと同じ火力になる。構築で一応ギルガルドに打点が取れる枠。どこからでもけたぐりやらラスターカノンやらじしんやら飛んできては即死している。なぜ絶滅したのかの謎が解けた。
隣に威嚇を出して相手の攻撃を耐えて、ハイパーボイスで一掃というニンフィア的な展開に持っていけない。コンセプト通り湿原が展開できていればそういった事に悩まされることはなかったはずだが生かし切れず無念。次に復元されるときは岩タイプをなくして氷ドラゴンとして蘇らせてあげたい。ちゃんと全身残して化石になるんだぞ!


NN: ガーディアン

相手の初手ゴーストタイプのトリルに対抗できるように肝っ玉にしたら相手のトリル使いが全員精神力だった悲しみの守り神。役割は破壊神。グロパン捨て身型は初めて使った。いずれ規制されそうな火力が出る。

 


NN: ラグーン

大地の力でH252ギルガルドに53%-63%

ギルガルドがあまりにもきついことは見えていたので、アマルルガの大地の力+ラグラージの大地の力による「だいちのちかい」でギルガルドが確一であることは考慮していた。特攻種族値85しかないのでタイプ一致湿原でも相手にそれほどダメージが入らない。
環境にルンパッパとモロバレルが絶滅していたのでしぶとく生き残った。誓いに走らずに、欠伸などを絡めていればもっとこの大会で活躍できた気がする。

 


NN: じゆうじん

ルールに引っ張られた結果、診断トリプルで散々弱いことを学んでいたにも関わらず、またも使うことになってしまった。こいつが一番輝くのはポッ拳だと思う。
それほどファイアローがいない環境のはずだったが弱かった。元々は1ターン目に湿原展開して2ターン目にMOVEしてメガガルを守る動きがしたかった。が何もせずとも倒れていた。
ちなみにスリーパー大公とマブダチであるバンギラスもそこそこいたので、襷ジュカインにもしっかり逆風が吹いていた。もちろん砂嵐中の耐久無振りバンギラスリーフストームを確定で耐えてくる。(73.1%~86.8%) だめだこりゃ

 

 

試合あるいはスリーパー大納言のハイライト

1戦目 リッチまつり さん(DIA) 負け

ギルガルド/トゲキッス/スリーパー大僧正/ハリテヤマ/マリルリ/リザードン

苦手意識の強いギルガルドがいる。
大会でこの先スリーパー殿下がどういう動きをするのか非常に丁寧に教えてくれた。
実質スリーパー元帥チュートリアルだった。

初動で、ガルーラの猫だまし+「草+水の誓い」を猫だまししてきそうなハリテヤマに当てた直後に、ガルーラの対角にいたスリーパー閣下トリックルーム。この後クレセリアを後投げしてトリルを解除したが、お互いにトリル合戦になり8ターンで4回はトリルが発動した。

中盤ギルガルドが出てきたので、ラグラージ+アマルルガの大地の力×2による「大地の誓い」を発動させたが、スリーパー首長が光の壁を貼っていたことで耐えられ、ラスカノでアマルルガを処理される。こっちも光の壁貼ってたんですけど・・・

不毛なトリル合戦を終わらせようと、無傷のスリーパー大司教にメガガルで捨て身したら陽気メガガルの捨て身耐え調整だったので耐えられる。

順当に残数を減らされる最中、マリルリが腹を叩き出してアクジェでこちらが縛られまくり、ほぼ勝ち筋がなくなり敗北。催眠術を2回も外していただいているので、なんかもう全般的に負けていた。

おのれスリーパー

2戦目 ピイロ・ユイ さん(ぴーろー) 勝ち

エモンガ/ガブリアス/スリーパー係長/バンギラス/ストライク/クレッフィ

スリーパー村長は先発におらず、守るがないであろうクレッフィに猫だまし+誓いで湿原展開し、終始上からの展開でガルーラが制圧した。トリルを解除しに遅れてきたスリーパー伍長は捨て身タックルに沈まされた。相手からの有効打のないラグラージが大地と冷ビで相手5体の弱点を突く事ができ、「ラグで詰まないか?」を実演した気分だった。
おのれスリーパーならず

 

3戦目 にゅーびーさん 負け

スリーパー親王/バンギラス/ストライク/クチート/ドリュウズ/ズルズキン

バンドリクチートが純粋に強そう。

猫湿原誓い後、ガルーラの対角にいらっしゃったスリーパー首相のトリル(2回目)
今回はスリーパーに削りを入れようとスリーパー宰相に誓いを当てたが、6割しか削れなかった。そりゃそうか。

トリルを再展開しても不毛なトリル合戦になることは先ほど学んでいたので、威嚇ムクホークとガルーラの猫だましをサイクルさせて耐える方針でターンを進めようとした。しかし、メガクチートは威嚇など関係ないと言わんばかりに砂で削れたジュカインをじゃれつき倒すし(これはジュカインが脆いせいでもあるが)、威嚇を2回入れてもラグラージの急所にじゃれついてぶちのめしてくれるおてんばさんだった。

一番のハイライトはHP15スリーパー総統メガガルのグロパンを残りHP2で耐えてスキスワをメガガルに当て、精神論を捨て愛に目覚めたところ。

最終的に残数不利で上からドリュウズに下からはクチートに縛られ負け。

おのれスリーパー

 

4戦目 ていじゅさん 負け

ニンフィア/アーケオス/マスター・スリーパー/バクーダ/ダイノーズ/ズルズキン
既にドン・スリーパーにトラウマを抱えており、選出画面で
「オアアアアアアアアアアアアアアアアアア」って叫んでた。まずニンフィアを警戒しろよ。

ラグラージ/ガルーラ/クレセリアという謎選出をしていた。
初手でスリーパー総帥を誅殺したかったなら、選出は、ジュカイン+ガルーラ+ムクホークにして、ジュカインでファスガしながらガルとムクホで殴るのが正解だったと思われる。

結局は天帝スリーパーとのトリル合戦をしつつ、ワイドガード覇王スリーパーにしっかり横取りされてからハイパーボイスと熱風と噴火を通されるという、非常にトリプルバトルらしい展開で負け。

おのれスリーパー

 

感想

1勝3敗。

振り返ってみるとノリで決めた要素が強く、環境への考察が足りなかったように思える。選出画面でもしりとり順に並べたのでラグラージジュカインで誓います!って言ってるようなもので、非常に警戒されてしまった。

構築の弱点である聖スリーパーから倒した方が良いと気づいたのは4戦目からだった。
試運転で湿原展開があまりできなかったのもあって、大会で湿原したい気持ちが抑えられなかったのかもしれない。初手で湿原以外をする選出を固めておくべきだった。

でも誓いてぇ。運動会で選手宣誓やってたタイプだしなぁ

 

もっとライトな記事にしたかったのにスリーパー世界大統領のおかげで重い記事になってしまった。

Erisさん企画運営ありがとうございました。

参加者の皆さんお疲れさまでした。