マダツボミのいえき

まだ咲いてないのかい?

【トリプルバトル一家総出杯2位】マダツボミのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!

DOVEさん主催の以下の大会に参加した構築記事です。

ORASトリプル「一家総出杯」参加者募集中! - 鳩の書簡 〜ネイティオ使いの活動記録〜

ルール抜粋

2回進化するポケモンの一族(例:ヒトカゲリザードリザードン

を2つ選択しそれら6匹で構成されたパーティーを使用する。

ただし、分岐進化するポケモンの最終進化系は一種しか使えない。

(例:ニョロトノニョロボンの同時採用は不可)

 

参加者12名で結果は3勝1敗で2位でした。

ORASトリプル「一家総出杯」結果報告記事 - 鳩の書簡 〜ネイティオ使いの活動記録〜

 

駄文 ~俺とマダツボミ、ある意味で自己紹介~

あれは中三の冬、俺は国語のテストを受けていた。それは学力調査テストと呼ばれる類のもので、冊子状の問題用紙の裏側は白紙になっていた。問題は早めに解き終わり、残り時間は20分を切っていた。
さて、この残り時間で何をするか。もちろん落書きである。冊子の裏にはA4サイズの白いキャンバス、一体何を書こう。うーん・・・
何も見ないで今まで描いたことのないポケモンを描いてみよう

この時点で俺が何も見ないで描けたポケモンは「ピカチュウ」「ピチュー」「プリン」「ナゾノクサ」「コイル」「ビリリダマ」「マルマイン」「ディグダ」「ダグトリオ」「メタモン」「カブト」「ウリムー」・・・幼稚園くらいからアップデートされてないなうん
そして隣の席の女子がシェイミが描けることを自慢されたことに対抗心を燃やし、中3になって「ジラーチ」を習得していた。
そろそろ新しいポケモンが欲しいと感じ、思いを馳せていたところ
おぼろげながら細長いシルエットが浮かび上がってきた。
これ描けそうじゃね???
よし描いてみよう
完成形がA4の白紙いっぱいになるように描く
蕾の唇を描く、丸い頭を描く、目を描く
しなやかなボディラインを描く、足先は何本に分かれていたか?3又か?
もう片側の足を描く
そして二対の葉をでっかく描く

 

かけたかけたかけたかけたかけたかけたかけた
かきやすいかきやすいかきやすいかきやすいかきやすいかきやすい

この時から俺のマダツボミを描く暮らしが始まった。
マダツボミを描いて描いて描きまくった。黒板にはマダツボミを描き、プリントの空きにはマダツボミを描いた。卒業記念のクラス冊子にはクラスメート34人分のマダツボミを描いた。
マダツボミの良いところは顔・弦・葉の3パーツだけで完結しているシンプルさと、そのフォルムがマダツボミ以外に誤認しようのないオリジナリティに溢れる点だ。
マダツボミを知っている人はこれはマダツボミだと認識できるし、知らない人は何だこれは?と印象に残すことができる。

 

高校に入ってからもありとあらゆる場所や場面でマダツボミを描き続けた。
他所の教室の机に描き残したマダツボミが、先輩から俺が描いたと特定されるようになる頃、マダツボミは俺を表すシンボルとして機能するようになった。それからは自分の使うロッカーにはマダツボミを描くし、冷蔵庫に自分のプリンがあったらマダツボミと名前を描くように、マダツボミが自身の代名詞と化していった

 

大学に入って、木彫りでマダツボミ像を作ろうとしたことがあった。知識もなく彫刻刀で挑んだが途中で挫折した。暇だったので一時間でマダツボミが何匹描けるか計測したこともあった。覚えてないが200匹以上は描いたと思う。簡略化すれば一匹6~7秒で描ける。
間違いなく人生で爪切りを使った回数よりは多くマダツボミを描いている。描いた数だけなら日本で5本の指に入るのではないだろうか。

 

じゃあマダツボミが好きなのかと聞かれると、別に好きではない
別に可愛くもないし、カッコよくもないし。強くもない。
誕生日にマダツボミグッズをあげようかと言われても断ってきた。
マダツボミの図鑑番号が69であることを知ったのは剣盾になってからだし、マダツボミがフラワーポケモンなことをちゃんと認識したのも半年くらい前である。
特段マダツボミについて調べる気もなかったのだ。


俺の生きた証としてマダツボミを描いているのだが、それがマダツボミである必要はない。ただただ描きやすさが俺を支配してしまった。描き続けるうちに手と身体にマダツボミを描くという行為がしみ込んでいった。今でも週一は描いている。結局、俺はマダツボミが好きな人ではなく、マダツボミを描く事に支配され自身のシンボルとなってしまった人なのである。

 

 

Q.じゃあなんで今回マダツボミ使ったの?
A.こんなルールでなければマダツボミについて真面目に考えることなど一生ないだろうと思い使ってみました。

 

やりたいこと

個別解説

マダツボミ (NN: まだツボミ)

ようりょくそ@きあいのタスキ
臆病
135(76)-×-60(36)-90-68(140)-101(252)
日本晴れ 眠り粉 アンコール アシッドボム
晴れ下で最速130族抜き
正直この素早さ実数値を見つけなければ使う気にならなかったかもしれない。
豊富なサポート手段をメガゲンガークロバットよりも早く打つことができる。
また、対雨パで相手のニョロモ族の手動雨乞いよりも遅く日本晴れができる点が優秀。
アンコールはほぼ警戒されず、高い確率で眠り粉で相手のエースを止めることが可能。
未進化枠としてはがむしゃらがないポケモンだとしても非常に優秀だったと思う。
これはマダツボミの時代が来る。
 
ウツドン (NN: もうさくよ)

ようりょくそ@しんかのきせき
臆病
140-×-70-137(252)-66(4)-117(252)
エナジーボール アシッドボム 眠り粉 守る
晴れ下でスカーフポリゴンZと同速

サポート兼最低限のアタッカー本当はポリZは抜きたかった。
最悪眠り粉で止めてくれという祈りを込めて粉は搭載。
パーティの火力が低いので1進化組も攻撃に参加させた方が良いという判断。
パーティ最速のアシッドボムはアタッカーたちの火力を上から補助できる。
実際ウツボットよりもよっぽどエースしていた。

 

ウツボット (NN: ておくれ)

ようりょくそ@いのちのたま
控え目
159(28)-×-88(20)-167(252)-91(4)-116(204)
エナジーボール ウェザーボール アンコール 守る
アシッドボムによるD2段階ダウンでH252ランクルスが87.5%の乱一。
晴れウェザボでD252メガボスゴドラが75%の乱一。
本当はめざ岩を仕込もうと思ったが、厳選時間はなかった。上位にくるであろうリザードンピンポイントなら後述するリザードで良いし、草と炎で攻撃範囲は十分だろうと判断した。試合ではエナボしかしてない。
このルールでは陽気メガガルの恩返しで確一であることを気にしないでいいので、のびのびとしていた。
 

ヒトカゲ (NN: まだトカゲ)

もうか@イトケのみ
穏やか
146(252)-×-63-80-112(252)-86(4)
日本晴れ はじける炎 鬼火 竜の怒り
特化珠ニョロトノの雨熱湯を乱数13/16耐え
特化メガカメックスの潮吹きを確定耐え

こいつは一体何をしたらいいんだ??????
心底何ができるか分からなかった枠。
一発耐えて日本晴れできればいいやとしか思えなかった。
実戦では見事クッションとして活躍してくれた。
はじける炎はLv.1がむしゃら対策。

リザード (NN: まるでトカゲ)

サンパワー@こだわりスカーフ
臆病
133-75-78-132(252)-86(4)-145(252)
オーバーヒート 火炎放射 原子の力 熱風
同族意識で最速
控えめでも無振りメガリザYを原子の力で確一にできない
このルール、進化前は襷を持たせて何か妨害すればよいが、1進化は最終進化の劣化になりがちであるが、最終進化よりも早く同じ火力で殴れるという強みがある。

 

リザードン (NN: すごいトカゲ)

サンパワー→ひでり
臆病
159(44)-×-99(4)-148(148)-113(60)-167(252)
159(44)-×-99(4)-198(148)-143(60)-167(252)
熱風 火炎放射 ソーラービーム 守る
控えめサンパワーリザードの原子の力確定耐え残りCS
さすがにこいつがいないと葉緑素が始まらないのでリザードン一族を採用。
妥協個体なのでサンパワー
先発で出すが温存が大事。
火炎放射は原子の力と追い風で迷った。相手のリザードンの原子の力を耐えようとするとこちらは火力不足になり、晴れていればマダツボミ族がいくらでも相手を阻害してくれるので火炎放射を選択。
うーん強かった まる
 

結果

1戦目 でねね~さん ニョロトノルンパッパ 勝ち

メガ枠を切った代わりに猫だまし2枚の雨パ
互いに天候を取り合ったが1ターン目に想定していた
トノ雨降らし→メガリザ日照り→ニョロモ雨乞い→マダツボミ日本晴れ
の動きを決め、天候を奪うことができた。
常に残数で勝っていたので先に残数3になった相手のニョロトノの引き先がなくなり
晴れを維持して勝ち。

2戦目 ジャックさん マンムーエルレイド 勝ち

サンパワースカーフリザードが終始一掃した。
が、相手の初手のマンムーはスカーフで鈍感だったらしく、厚い脂肪だったら確定耐えだったので岩雪崩で壊滅していたはず。

3戦目 あらずぃおさん シャンデラボスゴドラ 負け

シャンデラは無理。草炎毒が半減、リザードの原子の力以外打点もない。これはウツボットにめざ岩あれば違ったか?
それ以前に初動で相手のトリル要員には眠り粉しようとマダツボミウツドンを選出したのに、なぜか相手のランプラーを放置してマダツボミで日本晴れをしてしまう。そのままトリルが発動し、5ターンを耐えることもできないパーティなので壊滅。

4戦目 かふぇらてさん リザードンラグラージ 勝ち

想定していたリザードンミラーだったが、相手はリザードンの熱風+ヒトカゲの岩石封じを選択し、先にこちらのメインアタッカーのリザードが落とされる。しかし、ウツドンマダツボミがそれぞれ相手のリザードヒトカゲを眠らせたり、リザードンの守るをアンコールしたりと活躍。相手のリザードン族を止め、ラグラージ族をウツドンのエナボで各個撃破していき勝利。

ポケモン2匹だけ並べて構築名として書くとすごくポケモンカードっぽくなる。エネルギー被らなそうだけど。


感想

当たれば眠り粉が強い、今回の大会でマダツボミはかなり活躍できたと実感できる。
もしかしてマダツボミ族って強いんじゃないか???

 

 

 

 

 

「やぁ」

 

いやいやいや、葉緑素ウェザーボールという唯一無二の特徴もありアタッカー兼サポートとして次世代からなら活躍できるんじゃないか?

 

 

 

 

 

 

8世代ウェザーボール習得「やぁ」



DOVEさん参加者の皆さんお疲れさまでした。

 

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群馬県高崎市トリプルバトルのオフ会が開かれます。
場所は群馬県を飛んでるスワンナの形だとすると、右首付け根あたりです。
東日本で開かれるトリプルバトルのオフ会としては約3年ぶりかもしれません。
私も参加いたします。

www.youtube.com

参加または様子見でもいいのでまずは以下に入ってみてください。